予想

オーシャンSについての血統中心のお話

ども、馬翔です!

今週の重賞で唯一の古馬混合重賞がオーシャンS。

高松宮記念のトライアルであり、昨年2着のナランフレグはその後、高松宮記念を制しました。

今年はどの馬が好走し、高松宮記念に向かうのでしょうか?

中山スプリントに重要な血統は?

まず注目したいのはノーザンダンサー系が強いということです。

先週の阪急杯と同様の傾向ではありますが、根幹距離であるがゆえにディープが全く走らないわけではありません。しかし、ノーザンダンサー持ちが強いのは昨年1着のジャンダルムや2020年1着のダノンスマッシュ、2019年1着のモズスーパーフレアから見て明らかで、ノーザンダンサーが濃い馬が好走する傾向にあります。

特にヴァイスリージェントやストームキャットといった米国系のノーザンダンサーが優秀で

サンデー系ならキズナ。ミスプロ系ならロードカナロアのようにストームキャットを内包した馬にも注目はしておいた方が良いですね。

意外にも中京1200mと血統傾向が被るところがあり、コース形状や回りの向きも違うのに高松宮記念とスプリンターズSの親和性が見られる理由が血統からわかりますね。

続いて、中山特有の血統で言うならダンジグは欠かせません

コースの形状ゆえに強制的にスピードに乗せられるため、それを上手く利用し持続する力を持つダンジグが良いというわけです。

昨年1着、かつスプリンターズSも制したジャンダルムに加え、2018年~2020年の3年連続2着と好走したナックビーナスなど多くの好走馬が該当し、先行で押し切る形を取りたい馬なら尚のこと持っていてほしい血統です。

あと、個人的に注目しておきたいのはサクラバクシンオー

2年連続で着内好走したビアンフェ、さかのぼればハクサンムーンも該当します。

決して多い血統ではないので、持っている馬の評価は上げたいと個人的には思っています。

注目ポイントおさらい
  1. ノーザンダンサー系(濃いほうが良い)
  2. ダンジグ持ち
  3. サクラバクシンオー

注目血統から見える今回の注目馬

さて、現時点での軸候補の発表です。

キミワクイーン

サクラバクシンオーを血統に持つ唯一の出走馬がキミワクイーン。

父はロードカナロアであり母系はダイワメジャーとノーザンダンサーを多く持っており、今回先述した血統ポイントで言うなら適正に間違いがない1頭と言えます。

脚質も前で展開も向くと考えられ、ここは好走に期待ですね。

エイシンスポッター

キズナ同様、サンデー×ストームキャットのエイシンヒカリ産駒であり、母系にダンジグを持っているこの馬も軸候補の1頭。

後方からという展開次第なところが見られる脚質こそ不安があれど、決め手の脚は目を見張るものがあり、適正も血統から十分感じられるため期待している1頭です。

また、鞍上が角田大河騎手であり、角田騎手になってからこの馬が真価を発揮したのもあって、重賞勝利&G1出走をかけた大一番で是非好走してほしいです。

あとは父がノーザンダンサー系でサンデーが薄いヴェントヴォ―チェジャスパージャック

父がロードカナロアで、母系に入ることでキレやスピードを強化してくれていると感じるディープインパクトを持つジュビリーヘッド

以上が抑えといったところでしょうか。

出走メンバー唯一のG1馬について

最後にナランフレグのお話を少し。

ナランフレグはゴールドアリュール×ロベルトというダートで見るような血統構成をしています。

ですが、昨年オーシャンS2着、同コースのスプリンターズSでも3着と好走し、中山1200m適性の高さを示しました。

これは個人的にダートに強い側面も持った米国系血統の馬力やスピードを強化していることでゴールドアリュールが米国系ノーザンダンサーの役割を担っているから?なのかと色々考えたりもしています。

どちらにせよ、適性がないとは言えないので、ここでも考えないといけない存在です。

ですが、今回ナランフレグは海外帰り、かつ斤量59キロであり、さらに言うと去年と違い高松宮記念に出るために何が何でもというわけではないことから叩きの可能性が高いということ。

今回は良くて紐に入れるくらいだと思います。

さて、僕の見解はここまでです。

もうレースまであまりありませんが、当日の状態からの最終的な印、買い目はTwitterであげますので、こちらも良ければ見ていただけると嬉しいです!

ではでは!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA