ども、馬翔です!
最近体調が優れず(低気圧に弱い片頭痛持ち)、書けていませんでいたが今回は書かねばなりません!
何と言ってもG1ですからね!
ついに来ました春のG1シーズン!
そこで高松宮記念は全頭診断していきます!
ではさっそくいきましょう!
馬翔の(勝手に)全頭チェック!
1枠1番トゥラヴェスーラ
ドリームジャーニー産駒のこの馬は重馬場の高松宮記念を2年連続で4着と好走しており、相性が良いのは間違いないでしょう。
ロベルト持ちが2年連続で制しており、欧州寄りの馬力を持った馬が強く、そういう時にはステイゴールド系も好走しやすい傾向にあります。不良まである今回も好走する血統傾向は似てくるでしょう。
母系には高松宮と相性の良いミスプロ持ち。血統面では何の問題もないでしょう。
今回は過去2年と逆に内枠。それも最内枠という極端な枠におさまってしまいました。
ですが、人気馬ではないこの馬をマークする馬はいないでしょうし内をロスなく立ち回れるはずなので、後は丹内騎手がどう最終直線で勝負するのか次第でしょう。
極端に切れる脚はありませんが、持続性は十分。馬場は荒れれば荒れるほど有利になると思います。
展開次第ではあるでしょうが、穴としては注目の1頭でしょう。
三連系を買うなら紐に入れたいですね。
1枠2番ウォーターナビレラ
1200m初挑戦のウォーターナビレラ。
シルバーステート産駒でありながら、母系にもマヤノトップガンを持つロベルトが濃い血統構成。重馬場もこなせる可能性は十分。
キレる脚を持っている訳ではなく、先行で押していく競馬になるでしょうここでの内枠はGOOD。
ロータスランド、レシステンシア、グランアレグリア等、マイル以上の実績がある距離短縮馬は高松宮記念で好走する傾向にあります。しかも牝馬という点も共通点。
問題はメンタル。近走はゲートや折り合いが上手くいかず大敗が続いています。
ですが実力は本物。桜花賞の時のように先行して早めに抜け出し、粘りこむことが出来れば馬券に絡む可能性もあるでしょう。
当日の馬体重も含め、パドックをしっかりチェックして買い目に入れるかは考えた方が良さそうですね。
2枠3番キルロード
去年の波乱の立役者、キルロードはロードカナロア×サクラバクシンオーという短距離の申し子のような血統構成でありながら、シーキングザゴールドを持つことから重馬場適正も見られます。
過去に不良馬場の中京でも勝利しています。今回はより内枠に入ったことで有利に感じられますが、内に他馬が殺到し抜け出せなくなる危険性はありそう。
鞍上の和田騎手の手腕が試されますね。
血統的にケチのつけようがありませんが、年齢も8歳。紐に入れるかどうかの判断は当日の状態の良さが感じられた時でしょうか。
2枠4番ダディーズビビッド
キズナ×フレンチデピュティのパワータイプ。
短縮→短縮の良いローテで回ってきた印象はあります。
気になるのは重馬場適正。元々切れる脚はないので、先行粘り込みには絶好枠を引いたと思います。
前走が-12キロで出走と、仕上げの良さを感じたので、今回どう馬体を調整してきているのかは気になりますね。
3枠5番メイケイエール
今回の1番人気は実力にケチのつけようがないメイケイエール。
父ミッキーアイルはサンデー系が強くない阪神1400m等で好走する血統であり、高松宮にも合うでしょう。
母系にハービンジャー、クロフネを持っていることからも、重馬場適正もバッチリ。
問題は間違いなくメンタル。初の海外帰りでもあり、外枠に人気馬が集まった以上マークされるのは間違いなく、揉まれてやる気をなくさないかは不安。
ただ、このオッズなら妙味は高く、特別嫌う理由もないので素直に相手に入れていいのではないでしょうか。
3枠6番ナランフレグ
昨年覇者のナランフレグは今回も内目の枠を引きましたね。
この馬の持ち味は重馬場だろうと関係なく伸びる末脚。内で溜めつつ、最後にしっかり脚を使ってくることでしょう。
海外帰りで1戦叩いたのは良かったと思います。前走は体重もベストとは言えないでしょうし、最重量ハンデだったことから見直しは十分可能。
昨年覇者がこのオッズなら積極的に狙いたいですね。
当日の馬体重には注目しておきましょう。
4枠7番ヴェントヴォ―チェ
タートルボウル産駒のこの馬は前走強い勝ちっぷりを見せてくれました。
母系にミスプロ、エーピーインディを持っており、重馬場もこなせそうです。
能力が劣ると全く思いませんが、気になるのは左回りがこの年になって初めてだということ。
また、中京も初めてなので重い印は打ちにくい。
あからさまに中京に強そうな血統構成でもないので、良くて相手まで。
4枠8番ロータスランド
父系にロベルト、シーキングザゴールド(ミスプロ系)、母系にスキャットダディ、ロベルトとサンデー系を持たない持久力と馬力を凝縮したような血統構成は血統面で言うなら1番と言えるでしょう。
昨年本命にした馬でもあります。
そして、今回も本命です。
理由は昨年同様しっかり距離短縮ローテで回ってきたことに加え、前走の内容が非常に衝撃的だったからです。
先行馬のこの馬にとって不利な大外枠でありどうなるかと思ってみたら、なんと最後方に控える競馬。
ですが、ここが岩田父Jの怖いところ。大外から最内に潜り込みイン突きをすると、なんと上り32.8秒という驚異的な末脚でもって3着に滑り込みました。
キレる脚まで見せたこの馬の自在性は高く、信頼度は1番高いと考えています。
5枠9番ディヴィナシオン
前走大波乱の2着馬ディヴィナシオンはメンバーでも上位の末脚が武器。
前走はいつもより前に位置を取ることが出来、差し有利のバイアスから2着に入ることが出来ました。
出遅れないこと。中団くらいにつけること。差し有利になること。
今回は正直厳しいと見ています。
ですが、前走は来るべくして来たと思っています。この馬はいろいろな展開の助けがないと厳しいとは思いますが、穴をあけるのはいつだって他馬より光る武器がある馬だということは忘れないでおきましょう。
5枠10番オパールシャルム
今回同型不在の為逃げ宣言をしているのがこの馬。
昨年ハイペースで逃げたレシステンシアと同じダイワメジャー産駒であり、母父のタイキシャトルは不良馬場の安田記念で勝った道悪巧者でした。
ペースはこの馬が握るのは間違いないでしょう。
同型不在なら展開利があるのは間違いありません。
ですが、メイケイエールをはじめ、先行してもキレる脚がある馬がいる以上、生半可な逃げは捕まるだけだと思うのでペースを落とさずハイペースの逃げも想定した方が良いかもしれません。
そうなると、残るのは厳しくなるので、どちらにしてもこの馬にとっては今回は厳しいと思います。
6枠11番ピクシーナイト
モーリス×キングヘイロー&サクラバクシンオーのこの馬は以前までなら間違いなくここを獲れると信じて疑わなかった1頭です。
ですが、香港での事故がありここまでレースに出ることが叶いませんでした。
本来の力が出せれば勝ちもあると思いますが、前哨戦も使おうと思って使えなかったことから思い通りには来れていないのは間違いなく、『走ってみないとわからない』の一言に尽きます。
3連系なら入れるかな?という評価ですが、勿論応援してますし、まずは無事に走り切ってほしいなと思います。
6枠12番アグリ
父カラヴァッジオはスキャットダディ産駒であり、サンデー系を持たないアグリは高松宮適性は高いと思います。
ローテーションも1400mからの短縮であり、好感が持てます。
ですが、不良にまでなろうかという馬場に対応できるかは未知数の為、重い印まではいかないかなという評価です。
7枠13番ファストフォース
中京で穴をあけるのはいつもこのファストフォース。
ですが今回も昨年に続き外目の枠を引いてしまいました。
ただ、逃げ宣言をしているオパールシャルムにピクシーナイトやアグリがついていくと考えられるので、今回は比較的外が不利とは言えないかもしれません。
ロードカナロア×サクラバクシンオーのファストフォースにこのコースの適性を疑う余地はなく、オッズ妙味もあるので紐に入れたいですね。
7枠14番トウシンマカオ
末脚はメンバーでもトップクラスのトウシンマカオは中京1200適正が高いサクラバクシンオーを父に持つビックアーサー産駒。
期待の1頭ですが、気になるのは馬場適正。
さらに馬体重の軽いこの馬は、前走12キロ増やしても466キロと他馬に比べるとかなり小型。
タフなレースになる高松宮記念で過去10年、460キロ台の馬が連対したことは1度もありません。
外枠なので、無理に内に入れず外目を回って最終直線でどうかという競馬が理想になるかもですが、この馬場ではキレの勝負にならないでしょう。
当日の馬体重と状態を見てどうかですが、良くて紐までかなという評価です。
7枠15番ナムラクレア
メイケイエール同様ミッキーアイル産駒のこの馬は、母系にロベルトを持っており悪い馬場もこなせそうです。
一番の懸念点は外枠をあまり引いたことがなく、ハンデ利が大きかった北九州記念で3着だったことから、この枠でキレ勝負にならないとかなり厳しいと見ています。
桜花賞の時のように先行して粘りこみたいですが、外枠なので無理に行かなそう。
実力に疑いはありませんが、人気サイドではかなり怪しいとみて、紐に入れるかどうかの評価です。
8枠16番グレナディアガーズ
昨年に続きまたも8枠を引いてしまったグレナディアガーズ。
昨年は外枠、出遅れ、馬場と色々なものに泣かされましたが、今回も同様になりそう。
一番気になるのは鞍上で、中京巧者の岩田望来Jではあるのですが、グレナディアガーズが好走した時は川田JかC.デムーロJであり、剛腕騎手でないと動かせないのではないかという懸念があります。
ただ、G1馬であり強い馬なのは間違いなく、昨年と違い人気落ちしているので、紐に入れるかは考えてもよさそうな1頭です。
8枠17番ボンボヤージ
ロードカナロア×ディープインパクトという良血の馬ですが、この馬は良馬場じゃないと厳しいと見ています。
馬体重も軽く、今回の求められる条件には向かない上に外枠なので、今回は間違いなく消しと思います。
8枠18番ウインマーベル
アイルハヴアナザー産駒のこの馬はメンバー唯一のフォーティナイナー系で高松宮記念とは相性抜群の血統です。
前走馬体重もしっかり増やし、叩いたことで良化していると思いますし、トップハンデや出遅れ等不運な要素が多く度外視できます。
今回は間違いなく本命…だった筈なのですが、引いた枠が悪すぎました。
よって今回は相手まで。
現時点での印
◎ロータスランド
〇ナランフレグ
▲メイケイエール
△ヴェントヴォ―チェ、アグリ、ファストフォース、ウインマーベル
☆トゥラヴェスーラ、ウォーターナビレラ
というわけで、前頭診断勝手にやってみた!でした。
これからどんどんG1が行われます。
レースと共に馬券も楽しみましょう!
ではでは!