予想

ダイヤモンドSについての血統中心のお話

ども、馬翔です!

まずは簡単に先週の振り返りを。(別記事にするには短いので、ここで簡単に書かせていただきます)

先週はレース前にTwitterでも呟きましたが、ハーツクライの取捨選択が大事でしたね!

クイーンカップは注目馬の筆頭に挙げていたハーツクライ産駒のハーパーが1着でした。(馬体重に惑わされて切ってしまったことを未だに後悔…)

共同通信杯は注目血統で挙げたトニービンの2、3着。その3着は進路がなく、抜けだすのに時間がかかったものの3着に粘ったハーツクライ産駒のダノンザタイガー。(同じトニービン持ちのタッチウッドとのワイド的中!)

京都記念は注目ハーツクライ産駒のマテンロウレオが2着。マイナスな条件が重なりながらも真の怪物であることを証明してくれたドウデュースが圧勝の1着(三連複的中!)と、ハーツクライ祭りでした。

僕の見解は中距離適性が大事と語り、既に中距離好走経験があり、注目馬として挙げたハーパーが1着だったクイーンカップ。

トニービンさえ買えば当たると言い、2、3着にそのトニービン持ちが入った共同通信杯。

ディープ産駒でダービー配合のキラーアビリティは危険→5着。しかし、青葉賞に勝ちがあるプラダリアは注目→3着。とした京都記念。

見解は大方正解だったのではないでしょうか?(少し自信になりました…!)

今週も重賞に絞り、しっかり分析して見解を書いていきます!

特殊なレースの血統傾向とは

さて、ダイヤモンドステークスは東京3400mという唯一無二の特殊コースで行われます。

ステイヤーズステークスもそうですが、ここまでくると大事なのは真のステイヤーかどうかであり、途中でバテなければ能力が多少劣っていようとも勝つことが出来るレースだということです。

しかし、基本的にこんな長いコース、リピーターでない限りは走りませんし適性があるかわからない…。

そこで血統の出番というわけです。

馬力やスタミナに優れたステイゴールド系。本質はステイヤーだったディープインパクト。その他、ステイヤーに多くみられる欧州血統のロベルト、トニービン持ち種牡馬

この辺りは要チェックですね。その中でも菊花賞の傾向でもある母系にロベルト、サドラーズウェルズ、ヌレイエフがあるかも(ディープインパクト産駒は特に)見ておいた方がよさそうです。

さて、先に挙げたのはステイヤーかどうかを見極めるポイントのようなものですが、レースの傾向として、注目しておきたい血統があります。

昨年の勝ち馬、テーオーロイヤルも父系に持つキングカメハメハ(キングマンボ)持ちです。

昨年は波乱となったダイヤモンドステークス。着内の2頭がキンカメ持ちでした。

遡っても、2021年の1着グロンディオーズ(ルーラーシップ産駒)、2019年1着のユーキャンスマイル(キングカメハメハ産駒)等、多くのキンカメ持ちが好走しています。

今回、キンカメ(もしくはキングマンボ)持ちは4頭。その4頭共買えば良いのか?

僕は血統だけでもそこから更に絞りこめると思っています。

キンカメ系は交配相手の母系(父系)で絞る!

キンカメ系の血は、引き出し型と言われています。

テーオーロイヤルの母父は生粋のステイヤーだったマンハッタンカフェ。

ユーキャンスマイルの母父は菊花賞馬のダンスインザダーク。

そう。好走しているキンカメ系産駒は必ずと言っていいほど交配相手にステイヤーの血を持っており、それが引き出された結果だと考えられるいうことです。

今回のキンカメ持ちは

カウディーリョ、タイセイモナーク、トラストケンシン、ベスビアナイトの4頭。

その中で先述の引き出し先にステイヤーの血があるのは、母父が長距離にも強かったゼンノロブロイを持つタイセイモナークと父系がトニービン持ちのハーツクライであるトラストケンシンですが、注目したいのは既に父系にトニービンも内包しているルーラーシップ産駒であるタイセイモナークです。

前走は中京3000mの万葉ステークスで2着と、距離も問題ないことを血統だけでなくとも証明してますし、今回のメンバーで逃げるのはこの馬だけの可能性が高く、自分のペースで逃げれるなら3着内に残っても何ら不思議ではありません。

枠や展開、バイアスに左右されそうな馬ではありますが、要注目の1頭です

その他の注目馬

最後に現時点でのその他の注目馬を挙げたいと思います。

推定1番人気ですが、それも納得の1頭であるオルフェーヴル産駒のミクソロジー

こちらも推定2番人気ですが、天皇賞春の好走経験のあるトニービン産駒のトーセンジョーダン×母系にヌレイエフ持ちのシルブロン

穴目で言うと長距離に戻って好走できるか注目のオルフェーヴル産駒のヒュミドール

長期休養明けですが、ヴェローチェオロトーセンカンビーナなんかも気になるところ。

決してレベルが高いとは言えず、上位人気2頭は人気の理由が分かりますが、レース当日のバイアスや調子だけで波乱もあり得そうな1戦だけに、調教等、他のファクターも要チェックですね!

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ではでは!

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